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小椋純一『森と草原の歴史』 [本]

小椋純一『森と草原の歴史—日本の植生景観はどのように移り変わってきたのか—』
古今書院 2012年4月刊

森林学会の書籍販売にて購入。日本の植生としてかつては草地がかなりの面積を占めていたほか、はげ山や低林も多いなど、人為的影響が相当つよかったというのは、著者の小椋さんはじめさまざまな人の研究により次第に認識がひろまりつつあるようにおもえる。本書ではさらに、原生植生をたもっているとおもわれがちな社寺林についても、実際にしらべてみるとさまざま人為がくわわっており、ここ90年ほどの間でもかなり変化していることが論証されている。このあたりは以前の記事でもふれたことがある。

タグ:森林
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