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森林科学における統計的手法 [統計]

IUFRO 2010では"Statistical methods in biodiversity assessment and biodiversity responses to silviculture"というセッションに参加してきたのだが、(概念だけじゃなくて実際にデータ処理までした発表のうちでは)手法としてはCCAやSEM、階層ベイズモデル(これは自分)、Zero-inflated model、時系列解析などといったところであった。

そこでふと、日本の森林学会でも表題のような統計的手法についてのセッションができないかと思いついた。2009年の大会では「森の姿をいかに解き明かすかー階層ベイズによる統計学的モデリング入門ー」というイブニングセミナーが開催されている。で、来年の大会案内をみにいったら、イブニングセミナーの開催はなく、テーマ別シンポジウムの募集はすでに締め切られているのであった。ううむ。


タグ:森林学会
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コメント 6

Totoron

森林学会はこういった統計的手法を取り入れないと破綻すると思います。今回はもう締切が過ぎているとのことですが(ずいぶん早い締切ですね......)、機会がありましたらぜひ協力させて下さい。

まあ後は、毎年同じことをやっていればいいという森林学会の運営スタイルもどうかと思いますが。
by Totoron (2010-09-06 13:50) 

hiroki

では再来年に向けてよろしくお願いします(気の長い話だ)。しかしイブニングセミナーは京都大会の1回だけでなくなってしまったのか……(今年の森林学会は行かなかったのでよく事情を知らないという……)
by hiroki (2010-09-06 22:31) 

Totoron

京都の時が特殊だったのでしょうね。I先生が頑張って色々変えてみたのですが、去年で元に戻されてしまったという感じでしょうか。
by Totoron (2010-09-07 07:53) 

hiroki

> I先生が頑張って色々変えてみた
ということなのでしょうねえ。

もうちょっと若手がいろいろできた方がよいと思うのですが。
by hiroki (2010-09-07 19:23) 

春分

初めて出かけてみた学会でワークショップが18時~20時でした。
学会前日の自由集会が夕方からというのは経験がありましたが、
8時までは経験がなかったなぁ。最近の流行ですかね。日帰りにはつらい。
興味があったので聴きましたが、40年の前向きコホート研究の話等で
数千人レベルで脱落2人、結果も美しく(CoXハザードで)、鳥肌物でした。
by 春分 (2010-09-19 06:24) 

hiroki

> 初めて出かけてみた学会でワークショップが18時~20時でした。

そのあと場所をかえて、というのもありますねえ。

> 40年の前向きコホート研究の話等で
数千人レベルで脱落2人、結果も美しく(CoXハザードで)

なるほど。
by hiroki (2010-09-19 17:43) 

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